肌がつっぱったり、カサカサしたりしていませんか?
そんな方は乾燥肌かもしれません。
特に冬場は乾燥が激しく、ひどいときには粉を吹いたりします。
さらに放っておくとシワや毛穴の開きの原因になることも。
今回はそんな冬の大敵、乾燥に負けない方法をご紹介します。
そもそもなぜ乾燥肌になってしまうのか

乾燥肌になる原因は、肌のバリア機能が正常に働かず、水分保持能力が低下することにあります。
肌のバリア機能とは、肌表面にある角質層が内部の水分を保ったり、外部からの刺激から守ったりしてくれる機能のことです。
では、このバリア機能が正常に働かなくなる要因はどんなものがあるのでしょうか。以下の4つの要因を見ていきましょう。
① 紫外線
紫外線は一年を通して常に私たちの肌に影響を与えています。
特に紫外線は、角質層にダメージを与えるため、バリア機能が低下しやすいのです。
日焼けの防止だけではなく、乾燥を防ぐためにも紫外線対策は必要となってきます。
② 間違ったスキンケア方法
洗顔の際に肌を強く洗ったり、洗浄力の強い洗顔料を使うことも乾燥の原因となります。
また、熱すぎるお湯で洗顔をすることは必要な油分までも洗い流してしまうため、より乾燥しやすい肌になってしまいます。
③ 加齢
年齢とともに肌の保湿力は低下していきます。
その原因は肌の皮脂分泌量が少なくなってしまうからです。
何も対策をしないままではバリア機能は低下する一方となってしまいます。
④ 空気の乾燥
冬の乾燥した空気の中では、肌も乾燥してしまいます。
さらに長時間冷暖房を使用することも乾燥の原因となります。
エアコンは空気中の水分も吸収し、空気を乾燥させるからです。
冬でも乾燥知らずのツヤツヤ肌になるには?

乾燥肌になってしまう4つの原因をご紹介しました。
では、乾燥に負けない肌になるためにはどのような対策が必要となるのでしょうか?気を付けたい5つの項目をご紹介します。
① 洗いすぎない
間違ったスキンケアは、乾燥肌を招いてしまう原因になります。
クレンジングには低刺激なクリームタイプを使用することをおすすめします。
洗顔をする際には、しっかりと泡立て、優しくなでるようにあらいましょう。ふき取るときも、タオルを肌に押し付けるようにして、肌に刺激を与えないようにしてください。
② 一年を通して紫外線対策を
夏は言うまでもなく、冬でも紫外線は出ています。
日差しが弱いからといって日焼け対策を怠らないようにしましょう。
おすすめは、朝のスキンケアをした直後に日焼け止めを塗ることです。外に出ている時だけではなく、室内にいても常に紫外線は肌に影響を与えているためです。
③ 質の良い睡眠をとる
肌のターンオーバーは、睡眠時にされているといわれています。
睡眠不足や質の悪い睡眠は、肌荒れやニキビの原因となる上に、乾燥肌の原因にもなります。生活習慣を見直し、質の良い睡眠をとるように心がけましょう。
④ 部屋を乾燥させない
冬場は特に湿度が低下し、部屋が乾燥しやすくなります。
それに加えてエアコンの使用などにより、乾燥肌になりやすくなってしまいます。
加湿器の使用や、濡れたタオルを室内で干すなどの工夫を忘れないようにしましょう。
⑤ 保湿効果の高い基礎化粧品を選ぶ
化粧水や乳液には、さっぱりタイプやしっとりタイプなど、肌のタイプに合わせて選ぶことができます。
乾燥が気になる方は、保湿力の高いしっとりタイプを選ぶようにしましょう。冬場にはしっとりタイプを、夏場にはさっぱりタイプを使用するなど、季節ごとに使い分けることによって肌の水分量のバランスを保つこともできます。
今回は乾燥肌になる原因と対策をご紹介しました。
しかし、上記のような対策をしても乾燥によるかゆみや湿疹がでる方は、迷わず皮膚科を受診することをおすすめします。
正しくケアを行い、冬でも負けないツヤツヤの肌を目指しましょう!
この記事が参考になりましたら幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。