化粧水と乳液の違いを知りたい方へ。
化粧水と乳液ってどっちか一つじゃダメなの?
そもそもどんな違いがあるのか知りたい。
どんなタイプを選べばいいのだろう…
と思っていませんか?
こちらの記事では、化粧水と乳液の役割の違いや必要性を分かりやすく解説していきます。
また、肌質別での化粧水・乳液の選び方も紹介しています。
※この記事は3分ほどで読み終わります。
化粧水と乳液の違いとは?
化粧水と乳液はそれぞれ違った役割があり、どちらも肌に重要なアイテムです。
違いを見ていきましょう。
化粧水の役割

化粧水の主な役割は次の2つです。
「肌にうるおいを与える」
「肌を柔らかくして次につけるアイテムの浸透を高める」
化粧水の7〜8割は水でできています。そこに、水に溶けやすい美容成分を配合したものが化粧水です。
基本的に化粧水には低分子で浸透力が強い成分(グリセリンやベンタイなど)が配合されているので、水よりも粒が細かくなります。
なので、化粧水は肌の内部までしっかり浸透することができ、肌をしっかりうるおわせることができます。
また、洗顔後すぐの肌は水分が低下し乾燥している状態です。
そこに油分の多いものをいきなり塗っても、なかなか肌には浸透しにくいです。
なので、まずは化粧水で肌の奥までうるおわせ、肌を柔らかくすることで次につける化粧品の浸透を高めることも大切です。
乳液の役割
乳液の主な役割は次の2つです。
「油分を補給し、水分の蒸発を防ぐ」
「硬くなった角質を柔らかくする」
乳液は水分を主体に15〜30%の油を配合して肌馴染みをよくしたもの。
また、ヒアルロン酸やコラーゲン、セラミドなど保湿剤が含まれていることがほとんどなので、保湿効果も抜群です。
乳液は油性なので、肌表面に油分の膜を張り水分の蒸発を防ぎ、サランラップのような役割をしてくれます。
時間が経ってからも、肌の潤いをキープし、肌のキメを整えるために必要なアイテムと言えます。
また硬くなった角質を柔らかくし、肌のゴワツキを予防し、ふっくらとした柔らかい肌を作ります。
特に男性は、髭剃りによって皮脂を過剰に取り去ってしまうので、髭剃り後の肌のひりつきや乾燥を防ぐためにも、乳液は必須なアイテムです。
化粧水と乳液選びのコツ

肌質や肌悩みもヒトそれぞれ。
どんなところに気をつけて化粧水と乳液を選べば良いのでしょうか?
同じシリーズで揃える
同じシリーズの化粧水と乳液には一緒に使うことで得られる相乗効果が生まれるよう作られています。
例えば、肌の悩みが「毛穴の開き」の場合。
「毛穴の引き締め」をコンセプトにしたスキンケアラインから発売している化粧水と乳液を一緒に使用することで、毛穴の引き締め効果がより早く期待できます。
同じシリーズで使用しなければ効果が出ないと言うわけではありませんが、せっかく化粧水と乳液を使用するのなら同じシリーズで揃える方が良いでしょう。
自分の肌質にあった感触や成分を選ぶ
せっかく化粧水と乳液を使用しても、自分の肌質に合わない感触や成分のものを使用してしまっては、肌悩みが改善せず、むしろ悪化してしまう可能性があります。
具体的に肌質別におすすめの感触を紹介します。
・普通肌【肌の水分と皮脂のバランスがよく、肌トラブルが少ない肌タイプ】
→自分の好みで感触を選んで良い。
・乾燥肌【肌の水分も皮脂も少なく、肌表面がかさつきやすい肌タイプ】
→保湿成分や油分がたっぷり配合された、とろっとした感触のものを選ぶ。
・脂性肌【皮脂の分泌が多く、ニキビや毛穴などの肌トラブルが起きやすい肌タイプ】
→油分の少ない、さっぱりさらさらとした軽い感触のものを選ぶ。
・混合肌【肌の中で、乾燥しやすい部分とテカりやすい部分がある肌タイプ】
→肌の内側が乾燥している(インナードライ)ので、高保湿のタイプを選ぶ。
・敏感肌【赤みが出たり、肌が痒くなったり肌が過剰に反応しやすい肌タイプ】
→アルコール・香料・着色料・界面活性剤が入っていない、肌負担の少ないやさしいタイプを選ぶ。
このような点に気をつけて自分にあった化粧水と乳液を選んでみてください。
今回は以上です。
ぜひ参考にしてみてください。
この記事が参考になりましたら幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。